
小栗旬が文豪・太宰治を演じ、小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちとの関係とともに描いたオリジナル作品




旧加地邸は、三井物産初代ロンドン支店長を務めた加地俊夫の別邸として、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新が設計し、昭和3年に竣工しました。 大谷石のアプローチから玄関に入ると、南にテラス、サンルームを有する居間を配しており、居間の吹き抜け空間は東西の中2階にギャラリーを備え、北側の壁の中央には暖炉が据えられています。暖炉の背面側には撞球室、居間の東側には客用の寝室を3室、西側には食堂を配置しています。2階には北西角に寝室があり、寝室の南側には暖炉のある書斎を続き部屋として配し、さらに南側には展覧室が設けられ、相模湾を眺望することができます。また、各室配された家具及び照明器具は、すべてがこの別荘のために設計され、よく保存されています。 旧加地邸は、大谷石の多用、水平に大きく伸びる軒など、プレーリースタイルでまとめるライト風住宅の秀作で、現存する遠藤新の住宅作品の中でも重要な作品の一つです。

画像引用--(42) 映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」主題歌入り本予告(90秒) - YouTube




「人間失格 太宰治と3人の女たち」予告編

1964年、人気作家として活躍していた太宰治は、身重の妻・美知子と2人の子どもがいながら、自分の支持者である静子と関係を持ち、彼女がつけていた日記をもとに「斜陽」を生み出す。「斜陽」はベストセラーとなり社会現象を巻き起こすが、文壇からは内容を批判され、太宰は“本当の傑作”を追求することに。そんなある日、未帰還の夫を待つ身の美容師・富栄と知り合った太宰は、彼女との関係にも溺れていく。身体は結核に蝕まれ、酒と女に溺れる自堕落な生活を続ける太宰を、妻の美知子は忍耐強く支え、やがて彼女の言葉が太宰を「人間失格」執筆へと駆り立てていく。


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