人気作家・湊かなえの連作ミステリー『往復書簡』に収められた短編『二十年後の宿題』を原案とする吉永小百合主演のヒューマン・ミステリー・ドラマ「北のカナリアたち(2012)」ロケ地です。
テレビ朝日で2018/03/03放送がありました。
小学校
礼文島最南部にある知床という集落の近くにあります。ロケ現場として作られて使用された麗端小学校岬分校が一般に公開されています。
バーベキューを楽しんでいた浜辺
鈴木信人役の森山未來さんが勤める、中田工業
夫と共に北海道の離島に降り立った小学校教師の川島はる。この島の小さな分校で6人の生徒を受け持つことになった彼女は、合唱を通じて生徒たちと心を通わせていく。合唱によって自信が芽生えた生徒たちも、以前とは見違えるように明るく楽しい学校生活を送るようになった。そんなある日、海辺でバーベキューを楽しんでいたはると生徒たちを思わぬ悲劇が襲う。これが原因で、はるは島を追われるように去っていき、生徒たちからも歌声は聞かれなくなってしまう。20年後、東京で暮らすはるのもとにその時の教え子の一人が事件を起こしたとの知らせが。はるは真相を知るため、成長した教え子たちとの再会を決意し、北へと向かう・・・
第36回 日本アカデミー賞(2013)で優秀作品賞に選ばれた作品です。吉永小百合の120本目の出演映画となる「北の桜守」が2018年3月10日公開になりますが、「北のカナリアたち(2012)」の撮影は2011年12月1日にクランクインして札幌、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島において約2カ月にわたり冬パートの撮影が行われ、2012年7月1日より利尻島、礼文島で夏パートの撮影が行われました。吉永小百合が演じるには正直年齢もあり苦しい所はありますが、やはり泣かせる役にはハマリ役です。泣けます・・・特に、森山未來の演技は圧巻です!!!「北の桜守」は、吉永主演の「北の零年」「北のカナリアたち」に続く「北の三部作」最終章となるヒューマンドラマです。
吉永と堺雅人が親子役で共演