キャスリン・ストケットの全米ベストセラーを映画化した感動のヒューマン・ドラマ。人種差別意識が根強く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、勇気ある行動で世の中に大きな波紋を投げかけた作家志望の若い白人女性とメイドとして働く黒人女性たちとの友情の軌跡を綴る「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~(2011)」ロケ地です・・
第89回アカデミー賞で、映画『フェンシズ(原題)』のヴィオラ・デイヴィス(51)が助演女優賞を受賞しました。『ダウト ~あるカトリック学校で~』(2008・助演女優賞)、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(2011・主演女優賞)に続く3度目の女優賞ノミネートにして見事初受賞を果たしました。
第89回アカデミー賞で、映画『フェンシズ(原題)』のヴィオラ・デイヴィス(51)が助演女優賞を受賞しました。『ダウト ~あるカトリック学校で~』(2008・助演女優賞)、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(2011・主演女優賞)に続く3度目の女優賞ノミネートにして見事初受賞を果たしました。

エイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)の家
ミニー(オクタヴィア・スペンサー)の家
1960年代前半。大学を卒業したユージニア(愛称スキーター)はライターを志し、故郷のミシシッピ州ジャクソンに戻った。故郷の友人たちは皆、結婚、出産をしており、家事や育児を黒人メイドたちに任せきった気楽な生活を送っている。

友人の一人ヒリーは、病気がうつると信じ込んでメイドのトイレを屋外に作るべきだと主張する。スキーターは友人たちの黒人メイドに対する態度に嫌悪感を覚える。また、自らも黒人メイド、コンスタンティンに育てられたスキーターは、大好きなコンスタンティンが退職し何も告げずにシカゴへ去っていることに疑念を抱くが、母は取り合わない。
スキーターは、ローカル新聞の家庭欄で家事の相談に代役で回答することになり、友人エリザベスのメイド、エイビリーンに手伝ってもらうことにする。エイビリーンは優秀だった一人息子を不幸な事故で亡くして以来、子守り相手の子供以外には心を開かない。一人のライターとして黒人メイドたちの真実を著す責任を感じたスキーターは、エイビリーンを熱心に説得、密かに取材を始めるが、その他のメイドたちは報復を恐れて固く口を閉ざしてしまう。
そんな折、ヒリーのメイド、ミニーは、ヒリーの家のトイレを使ったことで解雇される。怒ったミニーがスキーターの取材に参加することになった。また、ヒリーが雇った新しいメイド、ユール・メイが拾った指輪を質に入れて逮捕されたことに憤慨したメイドたちもまた、自らの経験を語り始めた・・
黒人に感情移入し、ミニーの復讐には爽快感すらおぼえました・・心から感動したお話です。

ミニー(オクタヴィア・スペンサー)の家




