第69回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞したケン・ローチ監督作『I, Daniel Blake』の邦題が『わたしは、ダニエル・ブレイク』に決まり・・2017年3月18日より日本公開されます。

舞台は、イギリス北東部ニューカッスル。大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと彼女の2人の子どもを助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく・・・
ロケ地
ダニエル・ブレイク達が歩いていた場所
スプレーで文字を書いた場所
流石に壁を作ってますね!!


明るく前向きなダニエルの姿に何度も笑わされるが、突如として訪れる貧困のあまりの過酷さを切り取ったシーンにはカンヌも涙、涙……

今年6月、EU離脱を決めたことも記憶に新しいイギリスでは、10月21日より公開されており、ケン・ローチ作品史上最大のヒットを記録。常に労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々の明るさや温かさ、底力を描き続けてきた監督の集大成であり、最高傑作との声が相次いでいます・・・
デイヴ・ジョーンズ
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