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「向日葵の丘 1983年・夏」「朝日のあたる家」の太田隆文監督が、バブル最盛期にタイムスリップして家族の幸せを取り戻すべく奔走する女性を描いたヒューマンドラマ「明日にかける橋 1989年の想い出」ロケ地です。
劇場公開日 2018年6月30日



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映画のタイトルにもなっている明日橋(あしたはし)※主人公らがタイムスリップする場所






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主人公みゆき(鈴木杏)が住む小さな町。不況が続き、活気はないけれど、海あり山あり、田園風景や茶畑が美しく、晴れた日には富士山も見える。そこでみゆきは真面目なOL生活をしている。しかし、父(板尾創路)はアル中で仕事をせず、母(田中美里)は精神的に病んでいて家事ができない。みゆきが1人で家計を支えている。そんなことになったのは20年ほど前の事件がきっかけだった…。 当時、みゆきは高校生。小学生の弟・健太がいた。その日は町一番のイベントである花火大会。県内でも最大規模。毎年、家族で出かけていた。が、その日に弟が交通事故で死亡。みゆきの失言が原因だった。母が心を病み、父は酒に走るようになった。みゆきは大学進学を諦めて就職。次第に「世の中は不公平。個人の努力では何もできない。悲しみに耐えて生きて行くだけ…」と考えるようになる。 そんな中、父が死去。葬儀の夜。後輩のアヤカ(草刈麻有)たちと酔っぱらって町を歩いていると、明日橋(あしたばし)に出た。ここには言い伝えがある。「願い事をして全力で走れば、願いが叶う」と言われている。酔った勢いもあり、みゆきは後輩と共に橋を走る。気がつくと懐かしい風景が広がっていた。そこは1989年。平成元年の7月。バブル最盛期。そして、弟が交通事故で死んだ年である。それも事故の前日だ。 後輩のアヤカは言う。「先輩。今なら弟さんを助けることができます。未来を変えられるんじゃないですか?」そんな簡単に行くはずがない。みゆきはそう思いながら、自宅に向かう。そこで目にしたのは、元気いっぱいの弟・健太。そして優しい両親の姿。心が揺れる。でも、どうすれば? 果たしてみゆきは未来を変えて、家族を取り戻すことができるのだろうか? 花火大会夜の奇跡を願い、涙と感動の物語が始まる・・・








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impression

近ければ近いほどわからなくなる。
想えば想うほど遠くなる。
家族だからこそ言えなかったこともある。
もしもあの時、違う道を選んでいたら、何か変わったのかな。
過去に戻れた時、ないと思っていた家族の愛が、そこには溢れていた! もし、過去に戻れるとしたらあなたはどの日を選びますか?
是非、大切な方と観て欲しい。そんな映画です。
                                
田中美里 コメント    



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「全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火2018」は、この映画とコラボしています。映画では、ふくろい遠州の花火が重要場面として、ストーリー展開していきます。

会場は静岡県袋井市愛野の原野谷川親水公園