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ジャンヌ・マリー・ラスカスが寄稿した記事「Game Brain」の映画化。実在の神経病理学者で、2005年にNFL選手の慢性外傷性脳症(CTE)を最初に発見、報告したDr.ベネット・オマルの戦いとNFLの実態を描く・・・






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かつては、脳しんとうはほとんどの場合自然に回復して元に戻るので、軽視されがちでした。しかし近年、脳しんとうを繰り返すと致死的な脳の腫れをきたしたり、脳の働きに異常をきたすことがわかってきたためです。 競技中に頭部を打撲して意識を失った選手の顔に水をかけて、ハッと眼を覚ました選手がまた競技に戻っていくシーンを見たことがある方もいるのではないでしょうか。いまでは、すぐに競技に復帰するこの行為は厳禁とされています。脳しんとうを疑った場合はすぐに競技を止めさせ、医療スタッフの評価を受けるべきとされています。

日本サッカー協会スポーツ医学委員会(当時)が「Jリーグにおける脳振盪に対する指針」を作成いたしました。ピッチ上で頭部外傷を被った可能性がある選手に対する対応は、以下の通りの順序で行うのが望ましい。
●呼吸、循環動態のチェックをする。
●意識状態の簡単な確認後、担架などでタッチラインへ移動させる。この際には、頸部の安静には十分に注意する。
●簡易的な脳振盪診断ツールを用いて、脳振盪か否かの判断をする。これは、チームドクターによる診断が望ましいが、不在の場合にはATなどが代行する。
●診断ツールで脳振盪が疑われれば、試合・練習から退くべきである。短時間のうちに回復したとしても、試合復帰は避けるべきである。




読者の皆さんもスポーツをする事があると思いますが、頭を強く打った場合は注意して下さい。

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